埼玉県春日部市の鍼灸院 はり・きゅう はりも

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彩の国連携力育成プロジェクト:講演会を拝聴して

彩の国連携力育成プロジェクト:講演会を拝聴して

彩の国連携力育成プロジェクト:講演会を拝聴して

 

 先日、春日部市の隣にある宮代町、進修館にて「彩の国連携力育成プロジェクト」による
「地域をHappy ! にするチームづくり」という講演会を聞いてきました。

進修館はとても雰囲気のある建物で、外観だけでなく内部も心地のよい独特の空間でした。

「彩の国連携力育成プロジェクト」は平成24年度から文部科学省、大学共同教育推進事業で、埼玉の4つの大学、埼玉県立大学、埼玉医科大学、城西大学、日本工業大学によって行われているプロジェクトです。

「地域住民の暮らしの課題を、多職種の連携により発見・解決できる人材」の育成をしています。詳細はホームページをご覧いただくとよろしいかと思います。

講演会は「地域をHappy ! にするチームづくり」という演題で、福井県で「在宅医療」を
されている医師、紅谷浩之先生の数々の取り組みを聞くことができました。

その中身は本当に多岐にわたっており、あっという間の3時間でした。

テーマは「在宅医療」についてはもちろんですが、私には医療を含めた大きな意味での
「地域住民によって支え合う生活と街づくり」についての内容であったように思えました。

取り組みの特徴のひとつに患者さんの生活を支えるために、医療・介護職だけではなく、地域住民や別ジャンルの専門家(たとえばコンビニの店員からミュージシャンまで!)を巻き込んでケアを考えるといった「多職種」の連携があります。

今までわたしが耳にしていた、多職種連携の「多職種」はあくまで医療、介護、福祉職によるものでした。
医師、看護師、ヘルパー、ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、理学療法士などです。

ここでの「多職種」とは地域の人が人生で出会った職種すべてを「多職種」とらえ、病気を中心とせず、人の生活を中心として、医療・介護以外の視点からも支えあうことです。その取り組みは本当に新鮮にうつりましたし、本来こうあるべきだと実感しました。

ひとりひとりの患者さんが最も大切にしていることはなんだろう、様々な職種・立場の視点からみんなで考え尽くし、どうしたらそれが実現できるかという姿勢がとても印象的でした。

そしてこのような「多職種連携」を実現するための仕組みとして、職種にとらわれないミーティング、「マルチタスク」という働き方。多層的なケアを可能にする「みんなの保健室」などのインフォーマルな場所作り、専門職のネットワーク構築などの取り組み、それらすべてが演題にある「地域をHappy ! にするチームづくり」につながっていました。

講演を聞く前は「チームづくり」の「チーム」はあくまで「支援する側のチーム」の内容であると思っていましたが、講演後には「地域住民というチーム」をつくっているのではと感じました。

また鍼灸師としても、ひとりの地域住民としても地域に何ができるかについて、大いに刺激を受けた非常に有意義な講演会でした。

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