埼玉県春日部市の鍼灸院 はり・きゅう はりも

〒344-0058 埼玉県春日部市栄町1-279
Tel:048-763-5323
帯状疱疹になったら最初にすること

帯状疱疹になったら最初にすること

帯状疱疹-鍼灸院での対応

 

帯状疱疹-鍼灸院での対応

帯状疱疹になったらできる限り早く、病院(皮膚科・内科)を受診してください

その理由は抗ウィルス薬が発症から48-72時間の間に開始することが
有効とされていることからです。

「受診が早ければ早いほど良い」のです。

帯状疱疹の典型的な例を通じて、あらかじめ知っておくと
少し安心できるポイントをご案内いたします。

 

目次

  • 帯状疱疹は発症初期が大切
  • 帯状疱疹について
  • 帯状疱疹になった後-帯状疱疹後神経痛
  • 帯状疱疹と鍼灸について
  • 帯状疱疹鍼灸症例

 

 

帯状疱疹は発症初期が大切

 帯状疱疹は「痛み」のほかに「皮膚症状」が特徴的な病気です。


したがって、目で確認できる「皮膚症状」がでてから病院に行って、
気づくことがほとんどです。

帯状疱疹の多くは皮膚の違和感、「ピリピリ」「チクチク」などの痛みが
皮膚症状に先行してあらわれます。

 

先日、「お尻」と「太ももの後ろ側」の神経痛を
訴えた患者さんがお見えになりました。

いわゆる場所は「坐骨神経」のあるところ、「坐骨神経痛」を想定します。
帯状疱疹は脇腹や顔面部が頻度としては多いですが、

神経のあるところ全てにでる可能性があります。

さらにこの方には普段と違う過労」「ストレス」そして、
「年齢」が背景にありました。皮膚症状はまだ出ていませんでした。

来院時には皮膚症状はありませんでしたが、時間の経過で現れる可能性が
患者さんの背景から十分考えられましたので、
「帯状疱疹」の可能性と説明をし、病院を受診することをお勧めしました。

患者さんは病院を受診され、「帯状疱疹」であることがわかりました。

「帯状疱疹」のように一部の病気は時間の経過で、症状の現れ方が違います。

時間の経過と症状の変化をあらかじめ予想できていると、
早期の対応も可能ですし、早期の治療が予後に大きく関係してきます。

 

  • 痛みと皮膚症状に時間差がある場合がある
  • 神経に沿った痛み
  • 「過労」「ストレス」「高齢」などのリスク要因がある
  • 早期の病院受診が大切

 

帯状疱疹について

 帯状疱疹は発症初期は痛みが先にあり、皮膚症状(皮疹)は
後からでてきます。症状の経過に時間差があります。

頸、肩コリ、腰痛などの痛みとは違う種類の痛みがほとんどですが、
患者さんによってその痛みの表現の仕方は様々です。

特徴は神経の走行に沿った痛みであったり、焼けるような、ピリピリするような痛み、
また整形外科的な動作によってひきおこされる痛みではないことなどがあります。

 

皮膚症状がでてきても、帯状疱疹ではない皮膚疾患との
鑑別が必要になることや、
頭部や顔面部に帯状疱疹がある場合には
麻痺などの合併症の危険もあります。

 

痛みと皮膚症状に時間差があること、他の疾患との鑑別、合併症のリスク、
抗ウィルス薬が発症から48-72時間の間に開始することが有効とされていることから、
まずは病院の受診をお願いしています。

 

病院を受診され早期に痛みや皮膚症状が治まればベストです。

鍼灸治療の必要はありません。

 

  • 帯状疱疹は痛みの性状が「ピリピリ」「チクチク」など特徴的
  • 動作によってひきおこされる痛みではない
  • 他の病気との区別、合併症、薬の効果の観点から病院の早期受診が必要

 

帯状疱疹になった後-帯状疱疹後神経痛

皮膚症状が消えた後30日以上痛みが続く「帯状疱疹神経痛」
(期間についての定義は様々です)というものがあります。

帯状疱疹神経痛について抗ウィルス薬の効果は定かではないようです
(効果がないということではありません)。

ブロック注射も適応条件がいくつかあります。

昨年当院にお見えになった患者さんも帯状疱疹後神経痛の方がおられました。
塗り薬なども使用されていましたが、取りきれない痛みがあったようです。

帯状疱疹-疲労

 

帯状疱疹と鍼灸について

帯状疱疹で鍼灸院に来院されるタイミングは様々です。

鍼灸経験がある方は、病院受診後、並行して鍼灸を受ける方。

鍼灸経験がない方は、発症して数週間~数か月経過し、
医療機関を早期に受診され、
症状はかなり軽減したものの、
痛みや皮疹が少し残る状態の患者さんです。

 

鍼灸では神経の走行に応じた部位に鍼を行います。
(神経そのものに鍼をするわけではありません)

また、わき腹や背中の帯状疱疹の場合、神経の根本である
背骨の際などに施術をいたします。

上半身に症状がある場合には頸に、下半身に症状があるときは腰など、
帯状疱疹がでている部分以外も治療点となります。

帯状疱疹の鍼治療は浅く刺すのが標準的です。
お灸は皮疹のあった部分や、痛みの部位に行います。

患者さんの中には、受診した医師から「温めるように」と指示された方もおられました。
ご自宅でお灸をされることを薦めるときもあります。

お灸をする場所がわかれば、ご自宅でせんねん灸などの台座灸を
使っていただくとよろしいかと思います。

ただし顔面部については、避けてください。

 

冬の寒い時期や冷たい風に当たると、帯状疱疹後の神経痛がでてくることがあります。
患者さんは「昔、帯状疱疹になったところがうずく」と表現されます。

帯状疱疹の痛みは、三か月程度で自然に痛みがなくなるとも言われています。
痛みが強い方や、病院受診後も痛みが残る方に鍼灸がお役にたてることがあるかと思います。

 

当院で拝見した帯状疱疹の患者さんは発症前に、強いストレスや過労のエピソードがあります。
身内の入院や、長距離の外出などです。発症後は安静に過ごされることが大切です

寒暖の激しい季節は、体力の低下が著しくなります。
余裕をもったスケジュールで動くことをお勧めします。

 

  • 鍼とお灸の両方を使います。
  • 寒さで悪化する方は、温めると楽です。
  • 自宅でのお灸をすすめています。
  • 体力低下が背景にあるので、十分に休養をとってください。

 

様々なポイントがありますが、お役に立てば幸いです。

実際の症例はこちらを参考にして下さい

帯状疱疹-鍼灸治療症例

 

 

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