「要介護3・4・5の人のための在宅リハビリ やる気がでる簡単リハビリのすすめ」-本の紹介

「要介護3・4・5の人のための在宅リハビリ やる気がでる簡単リハビリのすすめ」-本の紹介

私が卒後すぐに勤務した鍼灸治療院では往診治療を行っており、この本のタイトルどおり要介護3.4の患者さん宅に伺っていました。
当時、往診での鍼灸治療だけでなく、リハビリ、また介護の事、患者さんの環境などについてわからないことばかりでした。治療についての指示をあらかじめ受けていても、いざ訪れると患者さんからはいつもの訴えとは違うことを希望されたり、予想外のことがおこったりと右往左往の毎日でした。
それでも何とかしなければいけないと思い、出会ったのがこの本でした。

要介護3.4.5の人のための在宅リハビリ


 タイトルにもありますが、この本はリハビリの方法について、部位や疾患別にイラストを交えながら的確にまとめらています。
またリハビリだけでなく、現場でよく聞かれる疑問についても数多く紹介されており、わたしが同じ類の質問を受けた時に何度も助けられました。
今でもことあるごとに繰り返し確認しています。
この本の中身では、在宅に携わっている多くの方が直面する問題、「患者さんがやる気をだすにはどうしたらよいか?」についての解決法を追求しています。
全体を通して、ひとつひとつが具体的かつ現場に即した内容であると同時に、かなり多くのことを知ることができました。
医療福祉関係者だけでなく一般の方々にも理解できるように簡潔に書かれていますので、広くお勧めできる内容だと思います。

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