腰痛とソファーの関係-日常生活への影響
腰痛とソファーの関係ときいて、既に腰痛持ちの方にはピンとくるかもしれません。
普段の生活でゆったりと過ごされる場所は椅子、ソファー、畳など皆さん様々だと思います。
ソファーは大きいものだと横になることもでき、それだけでゆったりとしたイメージがあります。
しかしながらお尻が沈み込むような柔らかく、低いソファーは立ち上がるときに力を必要とし、腰や股関節への負担が大きくなります。
乗り物では新幹線やバスなどの座席もお尻が少し落ち込みます。
お仕事では宅急便や、タクシーの運転など、長時間同じ姿勢でいる方は負担が大きいようです。
そのため長距離の移動や運転では、途中で席をたったり、姿勢を変えて休まれることで身体への負担がずいぶん減ります。
一方、椅子は直角で座面が硬いものもあり、腰に負担がかかりそうなイメージがありますが、あまり低いものでなければ、立ち上がるときも楽です。
普段の生活で長時間過ごされている場所に、腰や股関節の痛みの原因の一部があることが、患者さんのお話から気づくことが多いです。