長時間坐っていることが多い方へ-腰痛と糖尿病
当院の「症状と症例」で紹介している「腰痛とソファーの関係」「腰下肢痛と炬燵の関係」の記事では、長時間座っていることが腰にかける負担について紹介しています。
特に、宅急便やトラックの運転をなさる方、もちろん事務作業で坐っていることが多い方にはなるべくトイレやなどの休憩や、意識的に立ち上がって同じ姿勢でいないことをお勧めしてきました。
今回の報告は、長時間の座位によって「耐糖能異常」、いわゆる糖尿病予備軍の割合が高くなるというものです。
対策としては、やはりずっと座っているのではなく、こまめに立ち上がるだけで随分違うようです。
・時間を決めてトイレに立つ、お茶を入れる
・運転される方は休憩のポイントを決めておく など
ご自身の仕事の都合にあわせて決め事を作っておくといいかもしれません。
筋肉や関節が原因でなる腰痛の予防だけでなく、糖尿病予防という観点でも長時間の座位はあまりよくないようです。