当院での鍼灸受診理由と患者層について
患者さんが当院で鍼灸を受けるきっかけは様々です。
初めての方にとっては、鍼灸はどういう人が利用しているのか、ご不明な点が多々あるかと思います。
過去に鍼灸をお受けになったことがある方、また生まれて初めて鍼灸を経験する方、それぞれ動機は異なります。
特にこれからはじめて鍼灸を検討されている方に、ご参考になれば幸いです。
- 知人・ご家族が通っていた・勧められた
- 近隣だから・通っていた鍼灸院が遠方であった
- 近所の人が杖なしで歩くようになったのをみた
- リハビリで改善されなかった
- いろんなところに治療に通ったが改善されなかった
- 今まで効果があった治療法が今回の自分の症状には合わなかった以前に鍼の経験がある
- 鍼のひびく感じが症状があるところに届く(鍼のひびきに関してはこちらをご覧ください)
- 市販のお灸を自分でしたところ体に合っていたので、本格的なお灸をしてほしいとおもった。
- マッサージだともみかえしがあった
- 鍼をすると良い状態が長持ちする
- 手術の後の痛みがひかないので
- 病院で「異常はありません」といわれたが、自覚症状がある
- ギックリ腰をくりかえす
- 注射(ブロック ヒアルロン酸)などが効かなくなってきた
- 寝たきりになりたくない
- 湿布では痛みが引かなかった
当院での、この2年間で患者さんの訴えた症状の比率です
- 腰痛 19%
- 頚部痛 14%
- 腰下肢痛 10%
- 膝の痛み 9%
- 急性腰痛(ぎっくり腰) 8%
- 頚肩腕症候群 8%
- 肩関節痛(五十肩など) 5%
- 下肢症状 4%
- 指の痛み 3%
- 手首の痛み 2%
頸・肩・腰・膝など関節・筋肉・神経の痛みやしびれを訴える方が多く来院されています。
一般的な鍼灸院とそう変わらないと思います。
腰下肢痛には腰部脊柱管狭窄症、ヘルニア、仙腸関節障害などの腰が原因となる坐骨神経痛みなどを含みます。
下肢症状は変形性股関節症などとなります。
最近は手足のしびれを訴える患者さんが多い傾向です。
その他には、つわり、逆子など妊婦さんの症状。
生理不順や月経前症候群などの婦人科症状。
夜泣き、疳の虫、夜尿症など小児の症状。
他には頭痛、顎の痛み、顔面神経麻痺、便秘、痔、膀胱炎後の不快感などがありました。
検査などで問題がないものの体調がすぐれない方、注射やお薬が合わなかった方、
マッサージだけでは症状の再発がはやい方などもお見えになります。
来院患者さんの男女比
男性 52% 女性 48%
一般的には、30:70の割合で女性の方が多いのですが、当院はほぼ半々です。
患者さんの年齢層50代~70代の方が多くを占めています。
- 10代 2%
- 20代 9%
- 30代 13%
- 40代 9%
- 50代 15%
- 60代 23%
- 70代 17%
- 80代 7%
- 90代 2%