埼玉県春日部市の鍼灸院 はり・きゅう はりも

〒344-0058 埼玉県春日部市栄町1-279
Tel:048-763-5323
顎の痛み-鍼灸症例

顎の痛み-鍼灸症例

顎の痛み

顎の痛み(鍼灸症例)

 

 顎の痛み を引き起こす病気はいくつかあります。

鍼灸院では「口を開けない」「顎が痛む」「音が鳴る」といった
症状がメインとなります。

顎が痛くなる病気は顎関節症が有名ですが、それだけではありませんので、
1度は医療機関での診断をお勧めしています。

 

*下記症例は患者さん個人が特定されないよう、内容に変更を加えております
 

鍼灸症例

 
患者 40代 男性

主訴:左顎の痛み

 

現病歴

 自分では頸・肩こりが原因で顎が痛くなったと思っている。
3か月前から左首肩こりがひどく、口が開きにくくなり、
だんだんひどくなってきている。

 以前は体調がすぐれなくても一晩眠れば良くなっていたが、
今回は睡眠でも改善せず、母の薦めもあり鍼灸を受けることにした。
 
 口を十分に開けず、食事の際にこぼしてしまう、
そのため人と食事ができないのが悩み。

左顎に痛みや、不快感を感じる。唇、舌がしびれる感じがする。
ゴキっと音がする。

 よく噛めないせいからか、胃の調子もいまひとつ。
難聴やめまいなどはない。顎関節付近に指をいれると楽になる。


他にはパソコンの使用で左目が疲れたり、頸や肩がこる。
最近は寝つきも悪く、途中で目が覚めたり、
急に早く起きてしまったりと睡眠の質もよくなかった。

 職場でのストレスもあるが、ゆううつな気分になるほどではなかった。
特にこれまで大きな病気もなく、会社の健康診断でも問題はない。
手や顔はしびれない。


喫煙習慣あり、機会飲酒程度。
 
 
身体診察
 
血圧120/90㎜Hg
左後頚部、肩上部に緊張。
左「天柱」、左第4,6頸椎椎間関節
左「聴宮」、「大迎」、「頬車」に圧痛が認められた。
開口は2センチ程度可能
 
鍼灸施術と経過
 
 鍼灸がはじめてであり、弱い刺激から少しずつはじめていきました。
施術頻度は1週間に1度。顎関節に関連する筋肉や、頚、肩を中心に鍼灸をしていきます。
 
第1回
 ツボ「天柱」、「風池」、第4.5.6頸椎椎間関節、「下風池」、
「扶突」、「膏肓」、「肩井」、「太陽」に置鍼15分。
「下関」、「聴宮」、「大迎」に置鍼10分。

「百会」、「完骨」、胸椎際、「胃の六灸」に直接灸各3壮。
座位にて、顎関節周辺の圧痛、開口時の疼痛部位に単刺。

内側翼突筋に硬結が多く認められる。

座位での鍼が直後効果を患者さん自身も実感でき、開口時の変化を確認できる。

 
第2回(7日目)
開口時の音がなくなる。下関の圧痛が消失。「頬車」、「聴宮」の圧痛、
自覚痛は残存。治療は前回同様。
 
第3回(14日目)
痛みが10→3(7割減)「聴宮」付近に少し痛みが残る。前回の治療に加え、
顎関節の硬結部位に旋撚、雀琢を軽く行う。
 
第4回(21日目)
口は以前のように開くようになりましたが、噛んだ時にまだ痛みが少し残りました。
この頃には顎そのものより、頸、肩のこりの方が気になっています。
 
 1か月後には休日出勤なども続き、疲れも出ましたが、
それでも顎に関しては気にならない。
食欲も戻り、人と食事をするのも気にならなくなりました。

 以前は十分な睡眠で翌日に疲れを持ち越しませんでしたが、
今回は顎の痛みやそれに伴う睡眠障害もあり、疲れもとれず
悪循環になっていたようです。

 比較的早い段階から睡眠の質も戻り、仕事が忙しくても
眠ると回復できるように再びなられました。

 
 
仕事のストレス・疲労

首肩こり

顎の痛み・開口障害・睡眠障害

食事の問題、胃の問題と多くの問題がありました。
 
 
痛みの程度、口の開き具合など同じ顎の症状でも
治療回数に個人差はありますが、顎の痛みは
比較的鍼灸の効果を実感できる症状と考えています。
 
「ほおづえをつく、あくびをする、硬いものを食べる、大きいものを食べようとする」
などには特に気を付けていただきたいと思います。
 

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です