お灸のススメ
当院では様々な種類のお灸を目的に応じて使い分けています。
昔ながらの、直接肌にもぐさを据えてチクッとした
熱刺激を与えるお灸から、広い範囲を心地良い暖かさで熱を加えるお灸まで、
お灸の種類・方法は多様です。
最近ではお灸をする治療院が少なくなっているとも聞きます。
「熱い」というイメージなのか、煙の問題かはわかりませんが、
お灸だからこそできることが少なからずあるということを
日々の臨床で実感しています。
臨床でも自宅でもお灸によって健康維持のサポートをしています。
はじめてお灸をされるかたへ
はじめてお灸をされる方は、次の3つの記事をおすすめしています。
お灸を使う場面
具体的にお灸を使う場面を紹介しています。
- お灸の様々な効能-肩こり、腰痛からしもやけまで
- 肩関節の痛み(腱板炎)とお灸
- うおのめ(魚の目)とたこの治療-お灸の効能
- お腹の張り、痛み、食欲不振:自宅でのお灸を中心とした症例
- 手指の関節の痛み-関節リウマチ
- 指の関節の痛みに対するお灸
- 古傷の痛みに「お灸」を試したことがありますか?
- お灸の今と昔-時代の移り変わりと様々なお灸
- 逆子に対するお灸
- 逆子に対するお灸の効果-中国、イタリアの研究
当院のお灸について
当院で使っているいくつかのお灸を紹介いたします。
糸状灸
その名の通り糸状のお灸です。
当院では最も使用頻度が多く、様々な症状に使います.
少しチクっとした感覚があります。
自宅用のお灸と比べても、ごくごく小さいことがわかります
*糸状灸について詳しくはこちら
箱灸
木製の箱の中にもぐさを入れて行うお灸です。
腰やお腹などに使用いたします。
*箱灸について詳しくはこちら
棒灸
棒状になったお灸です。皮膚から少し離して
やわらかい温かさを加えます。
頭頂部に行うと、ここちよい刺激となります。
*棒灸について詳しくはこちら
灸頭鍼
鍼の上にもぐさを載せて温めるお灸です。
鍼とお灸の温熱の両方の効果を期待できます。
自宅で自分でするお灸
そこで当院での治療はもちろんですが、患者さんには
ご自宅での「お灸」をお勧めしています。
その理由はお灸に関心を持つ患者さんが
増えてきたことが始まりです。
実際にご自宅でお灸をしていただいた方からは
以下のような感想をいただきました。
- 実際にお灸を自分でやってみて効果が実感できた。
- お灸が香りを含めて心地よい。
- お灸を使うことで受診間隔を伸ばすことができた。
- お灸で体調管理ができるようになった。
- 自ら積極的にケアにかかわっていると実感できる。
- 「お灸」というケアの手段をもっていることが不安の解消、安心につながる。
- 家族、友人にもお灸をすることができる。
ご自宅でのお灸にもさまざまな種類があります。
患者さんと相談のうえで、お灸の種類や使い方を
ご案内しています。方法も特に難しくなく、安全面なども丁寧に説明
いたしますので、ご安心下さい。
患者さんとのお灸を通じたやりとりの中で、わかることも
多く、お灸を通じてコミュニケーションが生まれます。
自宅でお灸をされる患者さんを見て、
そのご家族もお灸に興味を持つこともあるようです。
ご自宅で気軽にお灸ができるように当院でのサポートの
仕組みを少しずつ充実させていきたいと思っています。
当院で扱っているご自宅でのお灸の一部を下記に
ご案内いたします。取り寄せなどでも手配いたします。
順次情報を更新いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
ご自宅でのお灸
当院ではお灸を販売しています。取り扱い商品の詳細は
こちらをご覧ください。
ご自宅用のお灸を販売しています
・はじめてのお灸moxa
香りのよい、女性向けのやさしいお灸です
・火を使わないお灸
数時間温和な刺激が続く、皮膚に貼るお灸です
ご自宅で最も使われているお灸:レギュラー
当院でもっとも使われているお灸です
煙の出ないお灸
住環境の問題や、煙が苦手な方へのお灸です。温熱効果は少し強めです。
*お灸のお試しや、ご購入、お取り寄せも行っていますので、
お気軽にご相談下さい。